毎日TED

TEDを見ている最中に考えたことを書いています。 本筋から離れることが多いです。

タグ:病気



うつ病は外見からは見分けがつかないことや患者本人に自覚がないため見つけにくい。
正しく処置するためには病気であることを本人が認め、周囲が受け入れる環境を作ってあげることが重要。 



パンデミックを終わらせるためにどのような方法があるかという話し。

これまでの人類の歴史で何度かウイルスによるパンデミックを迎えてきた。
パンデミックへの対策は時代によって異なる。
医療技術や衛生知識が発達した現代では、過去に比べてとりうる選択肢も増えている。
しかし、どれが正解かはわからない。
結果として異なる意見間での分断が起きたと思う。
昔であれば選択肢は限られていたから効果は別として迷わずに対処できていたのかもしれない。
答えがわからない中で選択肢だけが増えると判断が遅れてしまう。
大事なことは迅速な行動だと思う。
必要以上に知識が増えてしまうことは行動を鈍らせてしまうのかもしれない。 



統合失調症を患いながら教授職として働くスピーカーによる病気治療者の内状の話。

昔だったらこの病気になったら生きているのは難しいだろう。
このスピーカーのように友人や家族によるサポートがあったからこそ病気と付き合うことができ、社会復帰もできている。
誰かが困っていたら助けてもらえる仕組みがあることが現代社会の良い面だと思う。
ただ、このケースのように特殊な病気や事情で困っている人であれば注目っも浴びて救済されやすいが、
特殊の事情がない場合は救済されづらい。
健康に働いているけれど給料が安いなど。
目立たなければ実態に気付いてもらえないことが課題の一つかもしれない。 


2型糖尿病の原因は患者ではなく医師による処方に問題があり、本当の解決策は食習慣を変えることだという話。

自分に起きた不幸やトラブルの原因を他人のせいにする人と自分のせいにする人がいる。
他人のせいにすることは自分自身の問題から目を背けることであるからよくないとは思う。
一方、自分のせいにすることは一見良いことのように思えるが、本質的原因が自分自身にあるとは限らない。
そういう意味では問題点を深堀りする際のアプローチとして、自分自身に問題がある場合と、外部に問題がある場合の2つの面から考えられると良いのかもしれない。
 


幻聴を機に統合失調症と診断されたスピーカーが、診断を覆すかのように心理学の修士号をとったという話。

幻聴が聞こえることは一般的には病気と考えられている。
病気という診断には、良くない状態であり、治療しなければいけない=その状態が続くことは良くない、という意味が込められていると思う。
確かに多くの人は幻聴を聞くことはないのかもしれない。
しかし、一部の人が自覚する幻聴という症状は良くない状態なのだろうか。

幻聴はおそらく自分自身の心の声だろう。
また、その内容は自分が意図的に発したものではないだろう。
寝ているときにみる夢のように、無自覚につくられた脳内での声を知覚しているのだと思う。
幻聴についても夢と同じものだと考えたらどうだろうか。

夢については夢占いに代表されるように、みた内容に何かしら自分が心に引っかかっているものを暗示していると言われている。
他の占いと違い、夢占いについてはかなり確証が高いと思っている。
たまに印象深い夢をみた後で、夢占いを調べることがあるが、自分が気にかけていることと大体一致しているからだ。
自分は夢の意味として、自覚していないことも含めた自分の状態を教えてくれるものだと思っている。

幻聴はどうだろうか。
自分は幻聴のような症状を自覚したことはないが、何の根拠もない言葉を発するとは思えない。
自分の状態に関する何かしらの状態を教えてくれるものだと思う。

経験したことがないことを言っても意味はないけれど、幻聴という症状を病気ではなく、その人にとって必要なもの現象として捉えることでわかることもあるような気がする。

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