毎日TED

TEDを見ている最中に考えたことを書いています。 本筋から離れることが多いです。

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元宇宙飛行士による宇宙に旅立つまでとその中で経験したことの話。

どんな恐怖であっても予め想定していれば冷静に対処できる。
素晴らしい経験は恐怖の先に待っている。
恐怖を乗り越えてこそ得られるものがある。

自分の場合、不測の事態に陥るとパニックになり、冷静さを失ってしまうし、
そうなることが予想される状況を避けてしまう傾向がある。
でも、そんな状況でも何が怖いのかを冷静に考えてみると対した問題でもなかったりする。
自分の中で勝手に恐怖と決めつけて、せっかく得られるはずのものを逃すのはもったいない。

未知のものを避けるのではなく、何が怖いのか、どうすれば怖くなくなるのか
をまずは考えてみて、飛び込むようにしたい。




概要
  • タイトル
    • Everything you think you know about addiction is wrong
      • 公開年
        2015
      • 時間
        14:42
  • スピーカー
    • Johann Hari
      スイス系イギリス人のジャーナリスト
  • 内容
    • 薬物中毒になる原因について多くの人から聞いた話を踏まえた上での見解
感想
薬物中毒は、薬物自体に原因があるのではなく、周りの環境に原因があるという説は興味深かった。
根拠として上げられていたネズミの実験やベトナム戦争帰還兵の話も興味深かった。
曰く、その人を取り巻く環境に、自分を思ってくれる人や楽しいものがあれば抜け出せるとのこと。
確かにその一面もあるかと思うが、それが全てではないと思う。

薬物中毒で逮捕される芸能人がたまに報道されるが、
その人たちには、薬物以外にも楽しいことがたくさんあり、
周りには多くの支えてくれる人がいるように見受けられる。

自分の経験で言うと、薬物は試したことはないが、ニコチン中毒だったことがある。
当時、何度か止めようと思ったが、なかなかやめられなかった。
その時、他に娯楽はあったし、周りに友人や家族など多くの支えてくれる人がいた。

この2つのケースと、スピーカーが唱えた例の違いで言うと、
前者はどちらかと言うと嗜好品として割り切って使っていたのに対し、
後者については現実逃避的な要素があったのではないかと思う。

そう言う意味では、現実に絶望し、そこから逃避するために薬物を服用しているケースであれば、
他の娯楽だったり周りの人だったりと言った環境によって解決できるのかも知れない。

  • 学び
    • マインド:4
      薬物中毒について考えさせられた
    • ナレッジ:4
      薬物中毒の一つの原因に対する解決策について
    • ノウハウ:3
      実践的なものではない
  • パフォーマンス
    • 楽しい:3
      軽妙な語り口
    • 感動:3
      特になし
    • 凄い:3
      特になし




概要
  • タイトル
    • How to make stress your friend
      • 公開年
        2013
      • 時間
        14:28
  • スピーカー
    • Kelly McGonigal
      アメリカの健康心理学社
  • 内容
    • ストレスは必ずしも健康にとって害ではない。
      うまく利用することでパフォーマンスを向上させることができる。
感想
ストレスを感じた時に身体に起こる変化は、その状況に耐えられるように体が準備している。
そう考えてみると確かにそうかもしれない。
ある程度のストレスがあることで仕事が捗ったりする。
動悸が高まるのも酸素を多く取り込もうとしているから、というのも納得できる。

また、ストレスが人を社交的にさせる、という説についても納得できる。
ストレスを感じるとオキシトシンというホルモンが分泌され、それが人との繋がりを求めるという。
ストレスを感じると誰かに愚痴を言いたくなり、それを話すことですっきりするというのもその原理かも。

ストレスの仕組みを理解し、自分にとってプラスとなる方向に利用できるようにしたい。

  • 学び
    • マインド:4
      ストレスに対する考え方がポジティブに変わった
    • ナレッジ:4
      ストレスによって生じる身体の変化について
    • ノウハウ:3
      実践的な何かというものはない
  • パフォーマンス
    • 笑える:3
      ジョークの類はほぼなし
    • 感動:3
      ためにはなったけど感動って感じではない
    • 凄い:3
      特になし
    • 示唆
      特になし




概要
  • タイトル
    • How great leaders inspire action
      • 公開年
        2010
      • 時間
        18:35
  • スピーカー
    • Simon Sinek
      イギリス系アメリカ人の著作家
  • 内容
    • 人の心を動かすには、Why→How→Whatの順で話すべき
    • 人は自分のことにしか関心を持てない。
    • Whyから話すことによって自分事として考えられるようになり行動に移す
感想
このスピーチ自体がだいぶ古いものなので、このスピーカーが源流の一つなのかもしれないが、
Whyから始める、という手法については、広告等でだいぶ浸透していると思う。
商品を売るのではなく、商品を手に入れることで得られる経験を想像させるとか、そういうやつ。
自分も昔は服を買う時に、これを着てどこにいくかを想像したりだとかしたものだった。
そういう時に非合理的な金額の買い物をしてしまったりする。
買う側としてではなく売る側として、この手法を使いたいものだ。
  • 学び
    • マインド:3
      学びはあったけれどマインドという感じではない
    • ナレッジ:4
      Why/How/Whatで分けるゴールデンサークルという概念
    • ノウハウ:5
      人に何かをプレゼンする時にはWhy/How/Whatの順番を意識する
  • パフォーマンス
    • 笑える:3
      ジョークの要素はほぼなし
    • 感動:3
      感動という感じではない
    • 凄い:4
      ゴールデンサークルの概念は凄いと思う
    • 示唆:3
      特になし

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WHYから始めよ! インスパイア型リーダーはここが違う
サイモン・シネック
日本経済新聞出版社
2012-01-25

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