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TEDを見ている最中に考えたことを書いています。 本筋から離れることが多いです。

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自律飛行を行ういくつかのドローンの実演

同じスピーカーによる同様の実演から3年経った後のものだが、以前よりも大分進化していた。

技術的なところだと、以前は外部のカメラから得られた情報を元に飛行方法を機体内のコンピュータで演算していたけれど、今回は自分自身でカメラを持っており、与える命令は開始と終了のみで、後は自分で判断して飛行するのうになっている。
空中でのバランス回復は従来通りで、圧巻は複数の機体で、野鳥のような集団飛行ができるところ。
既に飛行機だけで自律的に物をつくることができる状態にまでなっている。

商業的にも色々な未来が期待できる技術ではあるが、スピーカーがいっていたのは、そんなことはおまけのようなものであり、自分たちにとっての喜びは、こういった驚くべきものをつくっているということだということ。

自分がやっていることにそうした意味づけができれば、いまの仕事にももっと熱中できるのかもしれない。



概要
  • タイトル
    • How to control someone else's arm with your brain
      • 公開年
        2015
      • 時間
        5:52
  • スピーカー
    • Greg Gage
      アメリカの神経科学者
  • 内容
    • 神経科学は重要課題であるにも関わらず研究に必要な機器が高価であるため、研究に携わる人が少ない。本スピーカーは神経科学に興味を持つ若者を増やすため、安価に実験できる装置を開発した。本スピーチではそのデモを行っている。
感想
デモとして、2人の腕を電極とデバイスでつなげ、一方が腕を動かす際に脳から発した信号を、
もう一方の人の腕に流し、同じ動きをさせる、ということが行われた。

ただ、正直言って眉唾に見えた。
まず、実験に参加した人がどうやって選ばれたのかがわからず、仕込みくさかった。
そもそも、皮膚を通して他人の脳から発せられた信号が、他人に伝達され、
同じ動きをするという仕組みが納得し難い。

しかし、調べてみたら、この実験を試せる商品が販売されていた。

ということは本当かも知れない。。

もし、これが本当だとしたら、いろいろなことが出来そう。
他人が描いた絵と同じ絵を描いたりとか、
体を動かせない人を動かしたりとか。

そもそも腕以外も動かせるのかはわからないが。

キットについては手が届かない金額ではないので気が向いたら試したい。

  • 学び
    • マインド:3
      特になし
    • ナレッジ:5
      身体を動かすための信号を他人にも伝達できるとしたら凄い。
    • ノウハウ:3
      特になし
  • パフォーマンス
    • 楽しい:3
      腕を動かすデモがある
    • 感動:3
      特になし
    • 凄い:4
      他人の腕を動かすパフォーマンスが本当だとしたら凄い。

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